こんにちは、アメリカで駐在員をしているぽこぺんです。
先日ラスベガスへ旅行に行った際にレンタカーでRAV4を借りました。
ラスベガスからグランドキャニオン〜モニュメント・バレー〜セドナを経てラスベガスに戻るという行程で総走行距離として1800kmを超えるドライブとなりました。
これは青森から熊本まで1700km程度なので、それよりも少し長いくらいの距離です。
またちょうどレンタル期間中に2019年の日本カー・オブ・ザ・イヤーにこのRAV4が選ばれたというニュースを耳にしました。
ちょうどカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたこともあり、ここではアメリカで1800km走行したRAV4についてレビューしたいと思います。
RAV4仕様
今回レンタカーで借りたRAV4は2019年モデルのRAV4でXLEというグレードのものでした。
あとからわかったのですが4WDではなくFWDでした。
エンジンは2.5Lのガソリンエンジンモデル(非ハイブリッド)です。
日本のRAV4ではガソリンエンジンの場合エンジンサイズは2Lなので日本とアメリカでこの部分の仕様が異なっています。
また荷室空間も十分広く、家族4人の旅行のため大型のスーツケース1つと子供用スーツケース2つ、その他スーパーで買い出しした水や食料品などを積み込むことができました。
走り(高速道路編)
今回ドライブした道はほぼハイウェイで、一部の峠道と町中およびほんのちょっとだけオフロード走行をしました。
まず今回の走行の大部分を占めたハイウェイでの走行について、一番感心したのが静粛性が非常に高いということです。
最高速度が時速75マイル(120km)にもなるハイウェイをアダプティブクルーズコントロール(ACC)を使って運転していても風切り音はほとんどせず、またエンジン回転数も2000回転を下回るレベルでエンジン音も室内には入ってきません。
エンジン回転数が2000回転を超える辺りから運転席にもエンジン音が入ってくるようになります。
そのため時速100kmを超える速度で走っていても室内での会話が一切邪魔されると言ったことはありませんでした。
またACCが備わっていたので前走車が現れても自動で車間調整をしてくれるためアクセルワークをしなくて良いので、足の負担がかなり軽減されます。
また車線維持支援システムもあり、細かいハンドル調整等の負担もかなり軽減されました。
これらの最新機能がついていたため1800kmにおよぶ運転でも全体的な体への負担はかなり抑えられたと思います。
というのもレンタカーを借りた2日後から風邪にかかり38度を超える熱が数日出たのですが、旅行中のため薬を飲んで無理やり体温を下げてなんとかやりくりしていました。
このような最新の運転補助機能がなければ運転で神経も消耗されて体力的にもさらに厳しい運転になってたかもしれません。
走り(雪道編)
モニュメント・バレーからセドナへ向かう89A道路は途中ヘアピンカーブがいくつかある急勾配の峠道(下り)があったのですが、運悪くそこで雪が降ってました。
路面がだんだん雪が積もって白くなっていく中、スタッドレスでもないオールシーズンタイヤのRAV4で大丈夫なのか徐々に不安になっていきます。レンタカーなのでチェーンもなし(あっても規約で使用できない)。
また最悪なことに先行他車が雪で動けなくなったり、滑って路肩にハマったりといった渋滞にはまり、本来なら30分程度で抜けられる道に完全に捕まってしまいました。
数時間経って周りもすっかり日が暮れて真っ暗になったあとで、ようやくゆっくりと車列が動き出したのですが、こちらのRAV4は滑ったりすることもなく安定して峠道を下ることができました。
実はこのときはまだ私はこの車はAWDだと思っていました。だから前の車が前輪を滑らしながら走っているのを見てもこのRAV4は大丈夫だと思っていました。
それから2日後にアリゾナ州のウィリアムズという町で一泊したのですが、町に到着した夕方頃にはすでに雪が降り始めていて、夜にスーパーに買い出しに行った駐車場で前輪が雪にハマって出られなくなってしまいました。
この時に初めてFWDということに気づいたのですが、この際は近くにいた人が車を押してくれて助けてくたため事なきを得ました。
このように雪の駐車場で一度ハマってしまったものの、それ以外は特に大きな問題もなく雪道も走ることができました。
ただし、やはり雪道を走るのであればスタッドレスタイヤ+4WDが安心でしょう。
(予備でチェーンがあれば最強)
まとめ
今回はラスベガスからレンタカーで新型RAV4を借りて長距離ドライブしました。
想定外の雪道走行もありましたが、大きな問題もなく快適にドライブできました。
日本仕様とアメリカ仕様では異なる部分もありますが、参考になれば嬉しいです。