こんにちは、アメリカで駐在員をしているぽこぺんです。
今更ですが、MacBook Pro 2019 (13インチ)を購入しました。
これまで使用していたMacBook Proは2013年に購入し既に6年経過しています。全体的には不自由なく使用していたのですが、バッテリーの持ちが悪くなったのとどうしてもTouch IDがないのが不便であったため今回買い換えることを決めました。
今回は2013年モデルから2019年モデルでどのように変わったかレビューしたいと思います。
まだ現役で2015年以前のMacBook Proを使用している人がいれば、参考にしてください。
スペック
今回私が購入したのはMacBook Pro 13インチの2019年モデルでCPUが1.4GHzクアッドコアIntel Core i5のいわゆるエントリーモデルです。
メモリ8GB、SSD 256GBになります。
これは今年7月にアップデートされてそれまでTouch Bar無しモデルだったものがTouch Barモデルになったものです。
アメリカ国内のコストコで$1199.99で購入しました。
比較
- Touch IDがある
- 大きくなったタッチパッド
- 小さくなったサイズ
まず今回一番良かった点はTouch IDがついたところです。
もともと普段Apple WatchをしているのでMacBookは自動でログインしてくれるためこの部分での恩恵はこれまでもあまりなかったのですが、やはり昨今セキュリティ管理をしっかりとしないといけないのでパスワード管理は専用の管理ソフト(1Password)を使用しています。
いろいろなサイトにログインする際は1Passwordのマスターパスワードの入力が必要でこれまでは毎回手入力していました。
マスターパスワードは簡単なものではダメなのでそれなりの文字数が必要ですが、それを毎回手入力するのは非常に面倒でした。
今回Touch IDがついたことでこのマスターパスワードの解除をTouch IDでおこなえるようになりだいぶ楽になりました。
大きさに関して、これまで使用していた2013年モデルと2019年モデルを重ねて見ると同じ13インチモデルでもサイズがひとまわり小さくなっています。
同じ13インチなのでサイズは同じと思っていたのですが、左右に並べて比べて見ると液晶のベゼル部が新しいMacBook Proの方が狭くなっていることがわかります。この差が全体のサイズの差に効いてきています。
ただし最近の他社のノートパソコンはもっとベゼルが狭くベゼルレスのものもあるので次にフルモデルチェンジしたMacBook Proもベゼルレス化してさらに小型化されることが期待されます。
- USB-Cのみ
- MagSafe2がなくなった
わかっていたことですが、MacBook ProはUSB-Cしか接続コネクタがありません。また私が購入したモデルは本体の左側にUSB-Cが2つあるだけで、右側にはイヤホン端子があるだけです。
購入してから1週間程度の使用ではまだ2つのUSB-Cに不便することはありませんが、念のためUSB-A端子をUSB-C端子に変換するアダプターを購入しました。
さらに充電ケーブルもUSB-Cになりました。これまではMagSafe2だったため充電ケーブルの接続・取り外しが簡単にできたのに対してUSB-Cでは多少の力が必要になります。
MagSafeのような機構にできなかったのは残念です。充電ケーブルに足を引っ掛けてMacBook Proが引っ張られてデスクから落ちることがないことを祈ります。
キーボードについて
2015年モデルから採用されたバタフライキーボードですが、これまで賛否両論ありました。
個人的には以前のキーボードの打ち心地が気に入っていたので今回バタフライキーボードになってどうなるのか不安がありました。これまでもアップルストアに行ったときはキーボードの打ち心地を確かめてこのキーボードに乗り換えて大丈夫か何度も確認してました。
結論から言えば、これまで1週間程度の使用では大きな問題はありません。
タイプしたときの音がこれまでのMacBook Proのキーボードと比べてちょっと大きいかなという気がしますが、今回のMacBook Proのキーボードは第4世代のバタフライキーボードで以前のバタフライキーボードに比べ静音性が改善されているためか、そこまで気になりません。
また打ち心地に関してはキーストローク量は小さいものの、押すとコリコリした感覚でちゃんとキーを押した感覚はあり、私は特に問題には思いませんでした。
ただしバタフライキーボードは過去に耐久性に問題があることがわかっていて、この第4世代バタフライキーボードもアップルの無償修理プログラムの対象になっています。
そのためどのくらい故障なく使用できるのかは注意しておく必要があります。以前のMacBook Proは6年使用しても全く故障なく問題はありませんでした。
またTouch Barについてはあまりいい話を聞かないですが、まだ自分自身でいい使い方がわかっていません。ただあまり不便を感じることはない一方で便利だと思うところも少なく評価なし(プラスマイナスゼロ)
性能について
6年前のMacBook Proと最新のMacBook Proにおいて私の日常の使用(主にネットサーフィン、動画閲覧、ブログ作成等)において処理能力における性能差はあまり差を感じることはありません。
パソコンを開いてApple Watchで自動ログインする時間が若干早くなったかどうかといった感じです。
ただし音に関しては新しいMacBook Proのほうがいいです。
それというのも新しい方はキーボードの左右にスピーカーがあるのに対して私の古いMacBook Proは本体の裏側にあります。本体裏から音が出てくる旧型モデルに対して正面から音が出てくる最新型のほうが音のこもりが少ないからだと思います。
またBlueToothのバージョンが4.0から5.0に変わっています。これによりデータ転送速度が2倍になりました。その影響かどうかわかりませんが、ワイヤレスイヤホンで音楽を聴いているときに音飛びがしにくくなりました。
まとめ
今更ながら2019のMacBook Proのレビューをしてみました。
2013年モデルと比べてTouch IDがついたのが一番のメリットかと感じています。
性能差に関しては私の通常使用範囲に関してはあまり改善効果は感じませんでしたが、もっと処理の重い作業をするのであれば差が出てくるのかもしれません。
この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。