こんにちは、アメリカで駐在員をしているぽこぺんです。
先日手紙が届いていて中身を確認したら、免許の期限がもうすぐ切れるよ、更新してね という案内でした。
手紙を読んでいくとオンラインでも更新ができるらしく、試しにオンラインで免許を更新してみました。
アメリカでは州によって法制度が異なることがあります。ここは私の住んでいるワシントン州についての説明ですので、他の州に住んでいる方はこの点に注意してください。
有効期限
ワシントン州では自動車免許有効期間は6年間です。6年目の誕生日までが正確な有効期限になります。
免許の更新は有効期限の1年前からすることができます。
また仮に有効期限が切れてしまったとしても、60日以内であれば追加料金無しで更新することができます。
60日を超えてしまった場合、$10を払うことで更新することができます。ただし、丸6年をすぎると完全に失効していまいます。
更新費用
自動車免許にかかる費用は年$9です。6年間有効なので合計では$9X6年で合計$54必要になります。
更新方法
免許を更新する方法は2種類あります。
1.オンラインで更新
2.免許センター事務所で更新
以下の条件のいずれか満たす場合はオンラインでの更新はできません。
免許センター事務所で更新する必要があります。
・24歳以下または70歳以上
・視力検査が必要
・新しい写真を取る必要がある
・前回更新時にオンラインで更新した
また免許センター事務所で更新する場合は、混雑時には時間がかかることが予想されます。
私は今回初めての更新なのでオンラインで更新をしてみました。
Real ID act (リアルID法)
ここで一点注意点があります。
2020年10月1日からすべての州でリアルID法が施行されます。これはテロ等の防止のため、本人確認を厳格化するための法律です。
もともとアメリカでは自動車運転免許証は各州がそれぞれの基準で発行しているため、州によって発行基準がバラバラでした。また全米で統一されたIDカードなるものが存在しないため広く普及している運転免許証を正式なIDとするためのものです。
一番影響を受けるのがアメリカ国内線の旅客機に乗る場合です。これまで身分確認として免許証を提示することで大丈夫だったものが、2020年10月1日以降はこれまでの運転免許証では受け入れてもらえなくなります。
パスポートやグリーンカードなどリアルID法の基準を満たした他のIDがあればそれを提示することでこれまで通り国内線に乗ることができます。
18歳未満の人はこれまで通り身分証明書無しで国内線の飛行機に乗ることができます。
このためワシントン州ではこのリアルID法の基準を満たした免許証(Enhanced ID(EID) またはEnhanced Driver Licence(EDL))も発行しています。
ただしこのEID(またはEDL)の発行はオンラインではできないため免許事務所に出向く必要があります。
また費用は$4-$24かかります。
これは年間$4で既存の免許の残り有効期間により変動します。免許証は最長で6年有効なので最大で$24です。
私の場合はすでにパスポートがあるため、今回はリアルID法基準は満たしていない通常の運転免許証をオンラインで更新することにします。
オンラインでの更新方法
まずはじめにDMVのホームページにいき、Renew your driver licenseを選びます。
次にLicenseExpressを選びます。
もしアカウントを持っていない場合は、Join now!からアカウントを作成します。
アカウントを作成したらそのアカウントでログインしてRenew licenseをクリックします。
ログイン後は身長、体重に変更がないかやカード情報があっているかどうか確認をします。
その後、現在住所に変更がないか確認をした後に支払いに進みます。
支払いは銀行口座引き落としかクレジットでの支払いができますが、クレジット支払の場合手数料3%が徴収されます。
無事支払いが完了すれば2〜4週間程度で新しい免許証が郵送で送られてきます。
このように更新手続きは非常にかんたんにおこなうことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本と違いオンラインで更新ができるので非常に便利ですが、毎回オンラインで更新ができるわけではないので注意してください。
また2020年10月からリアルID法施行にともない、アメリカ国内線搭乗時に身分証明書として有効な運転免許証を入手するには直接窓口に行く必要がありオンラインでは取得できないので注意が必要です。
最後に今回は私が住んでいるワシントン州の情報を載せましたが、州によって制度が異なっているため詳細は各州のDMVサイトで確認をお願いします。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。